全国知事会長の平井伸治鳥取県知事は21日、新型コロナウイルス対策を巡り田村憲久厚生労働相とオンラインで意見交換した。流行「第5波」の最近の感染者は減少傾向にあるものの、次の「第6波」に備え、医療提供体制を強化していくべきだとの認識で一致した。

 田村氏は「今後も中長期的に感染拡大が反復する可能性がある」と強調。臨時の医療施設や入院待機ステーションの整備、医療人材の確保が重要だとして、自治体側の協力を求めた。

 これに対し平井氏は、第5波では感染者が急に増える傾向があったと指摘。第6波でも短期間で増加した場合、自治体の医療提供体制は一気に逼迫(ひっぱく)するとの危機感を示し「いろいろな(感染拡大の)シミュレーションをしながら、段階的な体制強化や広域的な支援などを考える必要がある」と万全な対応を政府に注文した。