出雲市大津町の出雲弥生の森博物館で、国の重要文化財・旧大社駅(出雲市大社町北荒木)の歴史を紹介するギャラリー展が開かれ、日本の鉄道史や山陰での鉄道延伸の様子とともに、大社駅が果たした役割を伝えている。入場無料、6月22日まで。
同駅は明治末期の1912年に開業し、2代目の駅舎は24年に建設された。90年のJR大社線廃止後も駅舎は残った。約5年かけた保存修理工事が2025年12月に完了し、15日から一般公開される。
展示では、日本の鉄道開業の経緯や国内に広がる様子を紹介した。1902年に鳥取県の境-御来屋間が開通し、鉄路が山陰の東西へ延伸する中、地元の陳情を受け、大社線が計画された経緯を説明する。初代や2代目駅舎の古い写真や利用客の推移、同館が収蔵する2代目駅舎の棟札のレプリカなどが並ぶ。
市文化財課の吾郷誠係長は「展示で駅の歴史をひもときつつ、現地にも足を運んでほしい」と呼びかけた。
毎週火曜休館で、祝日の場合は翌平日が休館。午前9時~午後5時。(黒沢悠太)














