山陰の選挙

青木 一彦 氏

青木 一彦 氏あおき かずひこ
肩書き 元国土交通副大臣
出身 島根県出雲市出身
政党 自民党
現新 現職
年齢 61歳
最終学歴 早稲田大学教育学部卒
住所 島根県出雲市
選挙事務所 島根県松江市学園1丁目
趣味 読書、テニス、スポーツ観戦
最終更新日:2022年6月22日

第一声要旨

過度な東京集中を是正

 

 コロナで、大変な生活を強いられてきた。ロシアのウクライナ侵略で国際情勢は著しく変わり、同じく核を保有する北朝鮮や中国とも日本は隣国だ。国民の生命と財産をしっかり守るための国のかじ取りができるのは、自民党と公明党しかない。

 日本全国の人口減少が問題だ。戦後、一極集中が続き、ヒト、モノ、カネも全て東京中心の首都圏に吸い上げられている。度が過ぎた一極集中を是正し、竹下登先生、亘先生から引き継ぐふるさと創生を同時に成し遂げなければならない。

 国土交通副大臣を務めた。県民が安心、安全に暮らせる県土を整えるため、防災、減災、国土強靱化(きょうじんか)の対策に全身全霊を打ち込む。各市町村の課題をデジタルで克服する。国が行う情報、通信基盤の整備は島根県が47都道府県で1番になるよう、県、市と協力してしっかり推し進める。

   ◇

 略歴 元国土交通副大臣。内閣官房長官を務めた父・青木幹雄元党参院議員会長の秘書官などを経て、後継として2010年7月の参院選島根選挙区で初当選。19年9月から1年間、国交副大臣。早稲田大教育学部卒。出雲市大社町杵築北。当選2回

候補者の横顔

「和」の人間関係心がける

 

 参院議員2期目に携わったのは、与野党間調整を担う国会対策委員会。法案成立を巡る審議日程など駆け引きの前線に立った。思惑や利害が絡む各党協議に必要なのは「流れを見る力」だと感じた。衆院にも人脈を築き「動き一つで流れがどう変わるか、勘で分かるようになった」と、自信をのぞかせる。

 遊説先で「災害はいつでもどこでもやってくる」と繰り返す。2019年9月の国土交通副大臣就任直後、関東地方を襲った台風の被害対策に当たり痛感した。「強い国土、県土をつくる」と誓う。

 兄貴分だった竹下亘氏(元衆院議員)が死去。島根県政界が過渡期に突入し「しっかり引き継いでいかないといけない」と自覚する。「最後はやはり人間関係」と先達に学んだ「和」の政治を心がける。出雲市大社町杵築北。61歳。

政策アンケート

【新型コロナウイルス対策】
国の新型コロナウイルス対策への評価と、今後の感染症対策の在り方についてどう考えているか。
(200字以内で回答)

 国民の命・健康と暮らしを守るという観点から、感染症対策と経済対策に取り組んできた。感染症対策については今後も保健医療体制の強化、ワクチン接種の推進、治療薬の確保、検査能力の拡充などに取り組む。変異株の出現、拡大に備えるのはもちろんだが、これまでに集約した知見を生かしつつ、経済を過度に抑え込むことのないよう、そのバランスに細心の注意を払いながら政策を推し進めるべきだと考える。

 

【経済対策】
山陰経済の現状認識と、復活や持続的発展に向けた方策をどう考えているか。
(200字以内で回答)

 物価高・原油高については、電気・ガス料金の値上がりや電力の安定供給に万全の対応をとるとともに、サプライチェーンの強化や生活者への支援など物価高騰対策を実行する。ガソリン価格の高騰は地域に甚大な影響を及ぼすので、引き続き政策的な手当てを実施する。また、コロナ禍の影響が特に大きい飲食業や観光業関係については、感染対策をとりながら、需要喚起などを政策的に促し、経済再生に向け、全力で取り組む。

 

【人口減少対策】
東京一極集中是正に向けた方策、中山間地域や離島の暮らしを維持する手だてをどう考えているか。
(200字以内で回答)

 地方創生の諸政策を進め、一極集中の是正を促す。流入・交流人口を増やすとともに、しごとの場をつくり、人を呼び込み、これを支える人材を育てる政策を進める。これまで人口急減地域の課題を克服し、地域づくりを推進しようと、議員立法で「特定地域づくり事業推進法」をつくりあげ、施行された。また、離島振興法も補助率のかさ上げや情報通信基盤の充実などを盛り込んだ上で、法改正、延長に向けて取り組んでいる。

 

【原発・エネルギー】
中国電力島根原発2号機の再稼働、同3号機の新規稼働の是非をどう考えているか。国のエネルギー政策への評価はどうか。
(200字以内で回答)

 エネルギー政策については、環境性、経済性、供給安定性と安全性を考えてベストミックスを追求すべきだ。不安定な国際情勢下でのエネルギー安全保障の観点や、わが国が2050年カーボンニュートラルを目指していることも考えなければならない。島根原発2号機の再稼働は重い判断であり、国への要請項目については万全な対応をすべきだ。再稼働に当たっては地域住民の意見や安全性を第一に考えることは最も重要なことだ。

 

【災害への備え】
頻発する災害への備えをどう考えているか。国が進める国土強靱化(きょうじんか)への評価はどうか。
(200字以内で回答)

 自然災害は年々頻発化・激甚化しており、国土強靭化をさらに推し進める。ハードの整備はもちろん重要だが、ソフトの整備との両輪による災害対策が必須だ。また、年々増しているインフラの老朽化対策も欠かせない。現在、「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」を15兆円規模で進めているが、その後も中長期的かつ明確な計画の下、必要かつ十分な予算を確保し、継続的に取り組みを進めなければならないと考える。

 

【地域医療】
​人口減少の進む山陰両県で、どのように医療サービスを提供するべきか。
(200字以内で回答)

 地域医療構想によって、今後の人口減少、高齢化に対し、質の高い医療を効率的に提供できる体制を構築するため、将来に向けて地域ごとに医療の役割分担や連携を着実に進めていくことが重要と認識している。地域・診療科間の偏在の是正を目的として、臨時的な医学部定員増員による政策的対応もしている。地方が発展していくためには、地域医療体制の確保は欠かせない。引き続き重要課題として取り組む。

 

【地域交通】
赤字ローカル線の問題がクローズアップされている。地方の公共交通網の在り方をどう考えているか。
(200字以内で回答)

 ローカル線の維持は、人口減少を食い止め、地方創生を目指す私の政策的にも重要な課題だ。私は地域公共交通の活性化や再生を目指す議員連盟にも所属しており、ローカル線の在り方や、国が主導する中で自治体と事業者が協議する仕組みについて議論を重ねている。また、規制や運用の見直し、財政支援の拡充、観光イベントなどによって、地域社会を維持し、担っていくことができる地域公共交通を目指す。

 

【憲法・外交】
ロシアのウクライナ侵攻など、世界情勢が緊迫している。憲法9条改正や緊急事態条項新設の必要性の是非を、どう考えるか。
(200字以内で回答)

 憲法は、基本原理を堅持しながら時代や社会の変化に対応しアップデートしていく必要があると考える。自衛隊の明記や緊急事態条項についても議論、検討すべきだ。かつてない安全保障環境の激変を踏まえれば、抑止力・対処力を高めざるをえないのではないだろうか。一方で、憲法改正が拙速に行われるようなことはあってはならず、十分な国民的議論、国会での議論が必要だ。改正はあくまでも国民の手で行われるものと考える。

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