「日本は貧しくなった」という言葉をよく耳にする。諸外国に比べて低い成長率が続き、日本人の生活レベルが下がっていることへの危機感がにじみ出る。

 貧しくなったことの象徴として、「物価」が取り沙汰される。日本経済のデフレ状態が30年近く続いた結果、日本人にとっての「値頃感」と、外国でのそれにズレが生じているのだ。

 「アメリカでは、ラーメン1杯3000円するんだよ」「へえ、そんな金額で良く食べられるわね」「月収100万円でも、...