映画『モブ子の恋』(6月5日公開)(上段左から)モブ度90%、モブ度60%、(下段左から)モブ度40%、モブ度20% (C)映画「モブ子の恋」製作委員会
映画『モブ子の恋』(6月5日公開)(上段左から)モブ度90%、モブ度60%、(下段左から)モブ度40%、モブ度20% (C)映画「モブ子の恋」製作委員会

 俳優の桜田ひよりと木戸大聖がダブル主演する映画『モブ子の恋』(6月5日公開)より、モブ度を表した場面写真が公開された。

【動画】映画『モブ子の恋』予告映像

 原作は、田村茜による同名漫画。2017年より「月刊コミックゼノン」で連載がスタートし、現在はWEB漫画サイト「ゼノン編集部」で連載中の人気作だ。ずっと“脇役”として生きてきた男女が、不器用ながらも少しずつ距離を縮めていく、等身大のラブストーリーが支持を集めている。

 監督を務めるのは、ドラマ『silent』『海のはじまり』、映画『バジーノイズ』などで知られる風間太樹。派手な展開ではなく、何気ない日常の中で芽生える感情の揺らぎを丁寧にすくい上げていく。

 女子大生の田中信子(桜田)、通称“モブ子”は、人見知りで控えめ、自分に自信がなく、いつも誰かの後ろにいるような存在。周囲の輪の中に入り込めず、“脇役”として生きてきた彼女だったが、同じスーパーで働く入江(木戸)との出会いによって、少しずつ心が動き始める。

 桜田は役について、「元々原作を拝読していたので、自分が信子を演じると聞いた時に、うれしさもありつつ、原作の中の信子と、私自身が演じた信子を組み合わせながら、より良い作品になったらいいなと思いました」とコメント。

 さらに、「私もその先を考えてしまうタイプなので、いい未来も良くない未来も頭の中で考えてしまいます。そういう部分は、とても似ているなと思います」と、自身との共通点も明かしている。

 今回解禁された場面写真では、“モブ度”というユニークな切り口で信子の心情を表現。

 【モブ度90%】では、盛り上がる仲間たちの輪に入れず、少し離れた場所から寂しげに見つめる信子の姿が映し出されている。

 【モブ度60%】では、本で顔を隠しながら周囲をうかがい、気になる場面に出くわしても、すぐには近づかない、慎重な性格がにじむ一枚に。

 一方、【モブ度40%】では、入江と隣り合って座る姿が切り取られ、意識せずにはいられない距離感と、信子の指先に宿るわずかな緊張に、恋に戸惑う繊細な感情が映し出されている。

 さらに、【モブ度 20%】では、アルバイト中に小さな子どもへ優しく話しかける姿も。控えめながらもやわらかな表情には、信子なりの精一杯の勇気が感じられるカットとなっている。

 “主人公じゃない”と感じながら日々を生きてきた信子が、初めて恋を知り、自分自身を少しずつ肯定していく――。『モブ子の恋』は、スポットライトの当たらない場所で懸命に生きるすべての人へ贈る、静かで優しいラブストーリーとなっている。