日本の農業は今、大きな転換点に立っている。農業従事者の平均年齢は約70歳となり、離農に伴う耕作放棄地の増大は地域コミュニティーの崩壊を招きかねない状況にある。こうした中、長らく議論の的となってきたのが「規模拡大」の是非である。かつては資本力のある農業法人や農業参入企業などの大規模農業者が中小規模農業者を追い出してしまうのではないか、...