水俣病の公式確認から70年となった。熊本県水俣保健所から県衛生部長に宛てた1956年5月4日付の第1報の表題は「水俣市字月浦附近に発生せる小児奇病について」。胎児性水俣病の患者たちは今、70歳前後で懸命に生きている。しかし胎児性世代に関する体系的、継続的な研究はない。解明を急ぐべきだ。...