現在、日本でもNetflixで連日TOP10入りを果たしている『素晴らしき新世界』。『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』での強烈な悪役イメージが強かったイム・ジヨンが、本作ではコミカルなラブロマンスから繊細な感情表現までを自在に操り「演技の振り幅がすごい」と話題沸騰中!本記事では、そんな演技派の新たな魅力に沼落ち必至!『素晴らしき新世界』ほか、『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』、『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』など、イム・ジヨンが驚異の振り幅を見せた出演韓ドラ3選をご紹介します。
【動画】イム・ジヨン&ホ・ナムジュン、突然のハグにドキっ…
■『素晴らしき新世界』
今韓国ではもちろん、日本でも「面白すぎる!!」とハマる視聴者が爆誕している『素晴らしき新世界』。韓国での視聴率も初回4.1%程度だったのが、あまりの面白さに6話で10%超えとうなぎのぼり!Netflixでも連日TOP10入りを果たすなど、今大きな話題を呼んでいる一作です。
朝鮮時代、稀代の悪女と恐れられた側室カン・ダンシム(イム・ジヨン)は、毒殺の刑で悲惨な死を遂げてしまうも、目が覚めると、そこは2026年の現代ソウル。無名女優シン・ソリの体に魂が憑依していた!
現代の常識や価値観に戸惑いながらも、抜群の生存本能と悪女パワーで生き抜こうとするダンシム。そんな彼女の前に現れるのが、「資本主義が生んだ怪物」と呼ばれる冷酷で悪質な財閥御曹司チャ・セゲ(ホ・ナムジュン)。クセ者同士の神経戦・駆け引き、殺伐とした新感覚ロマンスが繰り広げられていきます。
タイムスリップ系韓ドラなんてもう鉄板も鉄板、もはや「またかよ…」レベルで擦られ続けているネタなのに、本作は何故こんなにも新鮮で面白いのか。これがよく見てみるとですね、よくある素材なのに、しっかりひねりがきいていて。ヒロインは現代にスッとなじんでドタバタせず、めちゃくちゃ賢い。セゲも財閥御曹司ながら、しっかり自分の足で立ってバリバリ仕事をこなしてるし、"リアル"がしっかり詰まってるのも今の時代っぽくていい!なのに、ツンデレ御曹司具合が2010年代の『シークレット・ガーデン』あたりのあの頃の韓ドラ味があるのも最高…!
お互い利用し合い、神経戦・心理戦を繰り広げながら徐々に惹かれ合う緊張感と痛快さが同居してるのが新鮮で、序盤から一気に心を持っていかれます。さらにラブコメ要素だけじゃなくて、「不当に悪女の烙印を押されて殺された女が、現代でやり直す」という痛快で骨太なテーマがあるのもポイント。現代を「第二の人生のチャンス」と捉えて、即座に適応して悪女パワー全開で生き抜く姿が痛快なんです。財閥社会、芸能界、SNSなどの現代韓国を、朝鮮悪女の目線でバッサリ斬る視点が面白い!ラブコメ好きはもちろんですが、スカッと痛快系にもこれは刺さるはず。
そしてなんといってもイム・ジヨンです。朝鮮時代の妖艶でプライド高い悪女口調と現代での適応コメディを演じ分ける演技は圧巻!最初は現代文明に戸惑いつつも、即座に生存モード全開で財閥社会を乗っ取ろうとするたくましさ、これはヒロイン大好きになってしまうやつ…!!しかも、キュンとするときの、めちゃくちゃ女の子らしい表情もキュートで、ギャップ萌え必至!彼女の演技の振り幅とコメディエンヌっぷりにひたすら感嘆させられる、今必見の一作です。
▼配信情報
Netflixシリーズ『素晴らしき新世界』独占配信中
■『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』
やはりイム・ジヨンといえば本作での強烈な悪役演技が印象に残っている人も多いでしょう。デビューから約10年目のタイミングで、初の本格悪役(パク・ヨンジン役)に挑戦。学校暴力の主犯として冷徹で強烈な演技を披露し、「国民の悪役」とも謳われるなど、高い評価を得ました。国際的な大ブレイク作であり、彼女の代表作・人生キャラクターの一つとして位置づけられている一作です。
本作は、高校時代壮絶ないじめを経験し魂まで壊れた一人の女性が、緻密に計画した凄まじい復讐と、その渦に陥る人々の話を描いたNetflixシリーズ。高校時代に容赦ないいじめを受け、人生をめちゃくちゃにされたムン・ドンウン(ソン・ヘギョ)。彼女は18年もの歳月をかけ、加害者たちが幸せに暮らす今を狙い、冷徹に執拗に、容赦なく復讐計画を遂行していきます。
スカッと痛快な復讐劇とは異なり、ゆっくりじりじりと戦略的な復讐計画を練っていくため、一体どこへ向かうのか分からない不気味さがあって、次々観てしまい止められません…!加害者たちを直接的に痛めつけるだけでなく、社会的・精神的に追い詰めていく手法が秀逸。カタルシスが半端ない…!
そして、いじめの重さ、復讐の是非、人間の業(ごう)などを深くえぐりながらも、ブラックユーモアも効いていて重くなりすぎないバランスがさすがキム・ウンスク作家、絶妙です。学校暴力に対する深刻性と問題点など社会批判物としてメッセージを投げかけながらも、ジャンル物としての快感と面白さを最後の瞬間まで保っているので、「いじめの話か…」と敬遠するのはもったいない!
そしてイム・ジヨンです。優雅で綺麗な笑顔の裏に、残虐さと優越感がチラチラ垣間見える彼女の演技の凄みたるや…!口角だけ上げる歪んだ笑みが本当にゾッとさせられます。序盤の余裕たっぷりの完璧な女王様オーラから、後半プライド崩壊し取り乱す姿までの落差は圧巻!
▼配信情報
Netflixシリーズ『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』独占配信中
■『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』
そしてこれまで悪役のイメージが強かった彼女が、奴婢から両班の夫人へ身分を偽って生きる波乱万丈のヒロインを演じ、転換点となった作品が、『オク氏夫人伝』です。スピーディーな展開で日本でもハマる視聴者が続出した一作です。
本作は、名前も身分も夫も、全てが嘘だった朝鮮時代の弁護士オク・テヨン(イム・ジヨン)と、彼女を守るために命までかけたチョン・スンフィ(チュ・ヨンウ)のロマンス史劇。
奴婢の少女クドクは、ひょんなことから両班(貴族)の娘として生きることに。偽りの身分を隠しながら、陰謀や裏切り、追跡劇をくぐり抜ける展開に序盤からくぎづけになってしまいます。両班との身分差の愛、出生の秘密といった史劇あるあるもうまく織り交ざり、80分超えのエピソードでも、「もう1話!」となってしまう面白さ!特に虐げられた境遇から知恵と勇気で立ち上がり、ピンチを機転で乗り越えていくクドクの姿は、スカッと痛快!
また、階級や差別、個人の尊厳、女性の自立といった普遍的なテーマも描かれていて、彼女の「自分らしく生きる」ための闘いは、現代を生きる私たちにもグッサグサ刺さりまくるはず!理不尽な仕打ちに心を痛めたり、スンフィの一途すぎる愛にキュンとしたり、友情のシーンでホロリとしたり、感情のフルコースを味わえるので、史劇が苦手な人にもおすすめしたい一作です。ちなみに、『ユミの細胞たち3』で大ブレイク中のキム・ジェウォンがサブカップルで出演していて、こちらのラブラインも甘酸っぱくてとても良いので注目です。
イム・ジヨンが演じるのは、奴婢として虐げられた過去を持ちながら、知性・度胸・人情味を活かして弁護士(訴訟代行人)として活躍する女性クドク/テヨン。身分詐称の秘密を抱えつつ、弱者を守り、自分の人生を切り開く、たくましくて魅力的なヒロインです。
一瞬で場を凍りつかせる冷たい表情から、温かく人を包み込む優しさ、痛快な復讐心までを豊かに表現する表情演技の幅広さたるや…!グローリーの狂気的な悪女とは全く違う、たくましくて愛おしいヒロインにどっぷり感情移入してしまうはず。
▼配信情報
『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』U-NEXTで配信中
(文:DramaWriter Nana)
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