「DOWNTOWN+」の「LIVE+」に出演した(左から)松本人志、小籔千豊(C)吉本興業
「DOWNTOWN+」の「LIVE+」に出演した(左から)松本人志、小籔千豊(C)吉本興業

 お笑い芸人の小籔千豊(52)が6日、都内で行われた有料配信プラットフォーム『DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)』の生配信「LIVE+」公開収録に出演。ダウンタウンの大晦日特番『絶対に笑ってはいけない』シリーズ(日本テレビ系)での伝説の裏話を披露。大御所俳優の故・梅宮辰夫さんに全力ビンタを放った際のエピソードと、その後の梅宮さんの器の大きすぎる対応を明かした。

【写真】トーク後にラーメンを仲良くすする松本人志、小籔千豊

 この日は松本との「7:3トーク」に出演した小籔。事の発端は、2011年に放送された『絶対に笑ってはいけない空港24時』でのひと幕。引き金となったのは、お笑い芸人・AMEMIYAのネタだった。ほとんどカットされていたものの、AMEMIYAがダウンタウンをはじめとする出演者たちの前で歌っていることの非現実感に耐えきれず、オンエアで映っている「3倍」大爆笑。なかなか笑いを止めることができず、現場の緊張感が完全に崩壊し、収拾がつかないヤバい空気になっていたという。

 小籔は「コメディの中にいるし、あの場を助けられる立場は僕しかいなかった」と思ったとし、気合い入れるために「ビンタしよ」とAMEMIYAに向かった瞬間、横にいた梅宮さんにも「あ、これ梅宮さんも(ビンタに)行かなあかん」と思ったと当時の極限の心理状態を振り返った。

 大先輩の顔面に、お笑いのクオリティを残すため全力でビンタを叩き込んだ小籔。「めちゃくちゃ怖かった」と語るが、衝撃的だったのは収録直後の梅宮さんの反応だった。

 収録後に謝罪に行こうと思ったところ、梅宮さんは怒るどころか「楽しかったな!楽しかったな! ダウンタウン笑ってたな、よかったな。お疲れ!」と満面の笑みで声をかけてくれたという。小籔は「僕に『すいません』って一回も言わさず…」と感動。

 さらに数年後、フジテレビのエレベーターで偶然再会した際にも、梅宮さんは小籔の顔を見るなり「芸人がいっぱい出てた番組出てたな、一番よかった。頑張れよ」と覚えていてくれたと言う。小籔は、梅宮さんには「気にするな」という思いのほかにも「俺はあのときの仲間やと思って見てるよっていうのもある」と想像し、「そんなこともせんでもいい、立場の偉い人やのに…」と、今なお残る深いリスペクトを語った。