復興と地域活性化の思いを込め青い風船を飛ばす参加者=倉吉市明治町、打吹回廊
復興と地域活性化の思いを込め青い風船を飛ばす参加者=倉吉市明治町、打吹回廊

 2016年10月21日に最大震度6弱を観測した鳥取県中部地震から丸5年の節目を前に17日、倉吉市中心市街地の打吹回廊を主会場に復興イベント「福高祭(ふっこうさい)」があった。県中部地区の観光地をオンラインで結んで一斉に風船を飛ばし、被災前以上の地域活性化への思いを新たにした。

 地元の倉吉銀座商店街や市などでつくる実行委員会(小林健治実行委員長)が主催。140個の風船を用意し、地震発生時刻の午後2時7分に合わせ、「心一つに鳥取県中部から復興」の掛け声とともに参加者が空に放った。

 鳥取県とゆかりのあるお笑いコンビ「ガンバレルーヤ」の2人やアイドルグループ「AKB48」の元メンバーで女優の中野郁海さんらの応援メッセージが紹介されたほか、207人に豪華賞品が当たる大抽選会もあり、にぎわった。

 地震で県内は1万5千棟を超す住宅が被災した。現在はおおむね復旧を終え、屋根からブルーシートが外れ赤瓦がよみがえった。小林実行委員長は「マイナスからゼロに戻って終わりではなく、福を高めるところまでもっていきたい」と話した。