堀川遊覧船上で演奏する松江東高校吹奏楽部の部員＝松江市北堀町
【松江】音楽で松江を盛り上げようと松江東高校（松江市西川津町）の吹奏楽部員が３０日、堀川遊覧船の船上から楽器の音色を響かせ、道行く観光客らを楽しませた。
新型コロナウイルスの影響で、コンクールが昨年以降、中止や入場制限での開催となる中、遊覧船を運航する松江市観光振興公社などの協力を得て船上の演奏会が実現した。
１隻に部員４、５人が乗船し、計４隻が順に塩見縄手やカラコロ広場乗船場などのスポットを回り演奏した。幅広い年齢層に楽しんでもらえる曲を選び、秋の心地よい風を受けながら「川の流れのように」など計２０曲を披露した。
谷口佑有部長（１６）は「聴いていただいた方の反応を見て、改めて音楽にはすごい力があると思った。吹奏楽をやってきて良かった」と話した。 （原暁）
