建設を予定するカフェのイメージ(鳥取砂丘会館提供)
建設を予定するカフェのイメージ(鳥取砂丘会館提供)

 鳥取砂丘近くにある大型ドライブイン・鳥取砂丘会館(鳥取市福部町湯山)が、日本を代表する建築家の隈研吾氏が設計したカフェを隣接地に建てる。砂丘を眺めながら飲食が楽しめる。来年7月ごろに開業予定。

 カフェは2階建てで、延べ床面積は約190平方メートル。収容人数は110人で、地元で焙煎(ばいせん)したコーヒーを提供する。地上約9メートルの高さの屋上にオープンテラスを設け、砂丘を見渡せるという。エレベーターを導入し、車椅子でも上がれるよう工夫する。

 事業費は約3億円で、年内に着工する。木目が交差するように重ね、耐震や耐火に強い直交集成板(CLT)を採用し、鳥取県産木材を活用する。

 砂丘会館は1961年に開業。60周年記念事業として、2019年末から構想を考えた。鳥取市に営業所があり、施工を行う大成建設(東京都)が建築家の隈氏とつながりがあり実現。隈氏は東京五輪・パラリンピックの会場だった新国立競技場(同)などの設計を手掛けており、注目が集まりそうだ。
 13日に県庁で平井伸治知事に建設を報告した砂丘会館総務部の松永法丈部長は「今までの砂丘とは違う体験ができるような施設にしたい」と話した。
     (岸本久瑠人)