島根県津和野町の成人式が3日、2年ぶりに開かれた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっていた2020年度分と、21年度分を午前と午後に分けて同日開催し、計80人が参加。年子のきょうだい4組も出席するなど、2学年の若者が先輩・後輩やきょうだいと喜びを分かち合うユニークな式となった。
日原小学校体育館(津和野町日原)を会場に開かれ、20年度の部には30人が参加。代表して島根大学医学部3年の森本燿如(ようすけ)さん(20)=出雲市塩冶町=が「柔軟な思考力や発想力で世の中を発展させ、しっかりとした考えを持つ人間になるよう常に学び続けたい」と決意を述べた。下森博之町長は「育ててくれた家族への愛情に感謝し、自らの知性を磨き、よりよい社会をつくる1人になってほしい」と激励した。
会場周辺では、晴れ着姿の新成人らが中学校時代の部活動の先輩・後輩やきょうだいで記念撮影しながら談笑する場面が見られた。
1年遅れとなった成人式の開催を喜ぶ東洋大3年の森本啓介さん(21)は妹で21年度新成人の夏帆さん(19)とそろって出席。「きょうだいなのに同じ日に成人式へ出席したので不思議な感じだった。妹に負けないフレッシュさで頑張りたい」と笑顔を見せた。
山陰両県では、鳥取県日野町も3日、同様に20年度と21年度の成人式を同日開催した。島根県奥出雲町や隠岐の島町は9日に両年度分の同日開催を予定する。
(石倉俊直)














