東京五輪・パラリンピックで、益田市がアイルランドのホストタウンに登録されたことを記念したオリジナルフレーム切手の贈呈式が6日、同市常盤町の市役所であった。益田と同国双方の観光名所を紹介。日本郵便は全国各地の同タウンと連携して作製しており、山陰両県初めてとなる。
84円切手10枚のシートで、益田は宮ケ島(みやがしま)・衣毘須(えびす)神社や三里ケ浜海岸の夕日、清流高津川、石見神楽、アイルランドは観光スポットであるモハーの断崖、聖パトリック大聖堂の写真を採用した。
台紙部分には、自転車競技に出場する同国選手団が2019、20年に益田市を訪れ、トレーニングや市民との交流の様子を収めた写真をあしらった。
式で、同社中国支社石見西部地区連絡会地区副統括局長の青木誠・美濃郵便局長が山本浩章市長にシートを贈呈。
山本市長は「益田とアイルランドの魅力を紹介する切手。事前キャンプで益田を訪れる選手団に渡し、交流促進につなげたい」と述べた。
1シート1330円(税込み)。6日から益田市内の郵便局や東京中央郵便局、大手町郵便局、郵便局のオンラインショップで計400シートを販売する。
(中山竜一)