
―防水工事のパイオニアとして、大切にしていることは。
「チームワーク」「アドバンテージ(強みを生かす)」「グッドジョブ(いい仕事をする)」「サティスファイ(満足させる)」の頭文字「TAGS(タッグス)」が合言葉です。積極的に取引先と情報交換して世の中の動きを把握し、仕事につなげています。また最後の「S」は信頼のSでもあります。 例えば金額交渉の際は、その内容によって工事の質を低下させないか、信頼を落とすことにつながらないかを考えて判断しています。長年の信頼を生かし、ちょっとした相談も気軽にしてもらえる存在であり続けたいと考えています。
―防水に加え、環境や業務効率化への対策にも力を入れています。
これまで、防水工事を通して建物を自然の雨、風などの脅威から守ってきました。近年は断熱・遮熱効果のある素材を使い、猛暑や寒さ対策に貢献したり、環境に配慮した屋上緑化や、火を使わず二酸化炭素(CO2)を出さない工法で施工したりもしています。またドローンを活用した調査、3D化、資材運搬では効率化のお手伝いをしております。

―社員育成や職場環境の整備にも取り組んでいます。
協力会社も含めて技術講習会を開き、全体の技術の底上げを図っているほか、仕事に必要な資格取得のサポートもしています。 働きやすい職場の実現に向け、第1、第3土曜の勤務をなくして週休2日にしました。また時間単位で有給休暇を取ることができるようにしており、柔軟に働く環境を整えています。社員からの提案がきっかけで、たばこを吸わない従業員への健康増進手当も導入しています。
年2回の個人面談では、業務の振り返りや目標のほか、気付いたことや普段は言えない本音を語り合える場になっていると感じています。社内レガッタサークルは社員が自発的に始めたもので、マラソンや登山などさまざまな活動もしています。会社としてトップダウンではなくボトムアップを意識しています。

防水工事とは雨や雪などの自然環境から建物を守る、人が安心して暮らしていくには欠かせない仕事です。お客様の要望を技術者とつなぎ喜んでいただく、その中で新しい技術を取り入れ変化、進化していく。そんな奥が深く魅力がある仕事を楽しみ、共に歩んでいける方を応援します。そんな和光工業で一緒に働いてみませんか。

下川茂雄=島根県松江市出身(53歳)2019年に現職に就任。 高校卒業後、大阪・東京・広島と移り住み2000年に松江に戻ってきました。各地の人々と触れ合う中で、その地の良さはもちろん故郷松江の良さを実感し、今は山陰の暮らしを楽しんでいます。 日々いろいろな方とお会いしてお話しを伺うことで自分の引き出しが増えていくこと、それが楽しみであり何より大切な時間です。












