経済界の意見を国の政策に反映させる役割を担う財界は今年、経団連の前身の日本経済連盟会が発足して丸100年を迎える。財界は政界や官界と並んで、戦後の日本経済の歩みを左右し、国や社会のあり方に大きな影響を与えてきた。ただ、選挙の洗礼を受ける政界や国の機関の官界に比べ、企業などで構成される財界の機能や動きは見えにくい。節目の財界の足跡を振り返り、日本の経済や社会の進展と財界の関わりを正負両面から明らかにし、財界の「光と影」...