ウクライナ・チェルノブイリ原発は1986年4月26日、大爆発を起こし、風下に巨大な汚染地域を生んだ。90年9月、「チェルノブイリ事故により、子どもたちに晩発性の病気が出ている。助けてもらえないだろうか」とモスクワに住む知人が、長野県にある諏訪中央病院の鎌田實院長(当時)とぼく...