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道の駅「掛合の里」(雲南市掛合町掛合)、「頓原」(島根県飯南町花栗)、「赤来高原」(同町下赤名)に地域の特色をデザインしたマンホールが設置された。
中国横断道尾道松江線の影響で国道54号の交通量が減少し、沿線の地域活性化を目的に国土交通省松江国道事務所が設置した。2021年、山陰道沿線活性化協議会が設置した山陰道沿線デザインマンホールと連携し、周遊観光を促す。
マンホールのデザイン化は松江国道事務所が企画し、大田商工会議所総務課の吉田慎矢さん(36)がデザインを担当した。
マンホールはいずれも直径65センチ。掛合の里は龍頭が滝(雲南市掛合町松笠)の前で滝踊りを舞う、花がさと浴衣姿の住民が描かれている。
頓原は青空の下に、出雲大社神楽殿の大しめ縄を手掛ける大しめ縄創作館(島根県飯南町花栗)がそびえ立ち、青と黄色のコントラストが爽やかな印象を抱かせる。赤来高原は観光りんご園(同町下赤名)が描かれ、晴れた空の下で赤く輝くリンゴが目を引く。
道の駅「赤来高原」駅長の木村和子(49)さんは「それぞれの道の駅に行って、(マンホールが)どこにあるかぜひ探してもらいたい」と話した。
(山本泰平)