島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が19日、118人、135人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。松江市の市立保育施設、米子市の富益保育園でクラスター(感染者集団)が発生した。鳥取県は感染者1人の死亡も発表した。新規感染者は両県とも18日確認分。

 島根県の居住地別の内訳は、松江市51人、出雲市32人、浜田市16人、安来市5人、益田市と江津市、雲南市各3人、邑南町2人、大田市と飯南町、川本町各1人。

 新たにクラスターが発生した松江市の市立保育施設で、18日までに12人の感染を確認。接触者は把握できており、名称は公表しない。県内のクラスターは累計250件。

 松江市立小学校6校で計8人が感染し、19日に一部を学級閉鎖した。20日は、関係者2人が感染した江津市立小学校1校が学年閉鎖、1人が感染した大田市立小学校1校は休校する。松江市立病院で職員1人が感染したが、通常通り診療を続ける。

 鳥取県内の保健所別の内訳は、鳥取市60人、倉吉13人、米子62人。死亡した感染者1人は新型コロナ以外の要因で17日に亡くなった。県内の累計死者数は18人。

 クラスターが発生した富益保育園は15~18日に関係者12人の感染が判明。16日から臨時休園している。県内のクラスターは累計143件。

 18日に県警機動隊の警察職員1人、19日に智頭病院の職員1人の感染がそれぞれ判明したが、業務や診療に支障はない。

 学校関係は倉吉総合産業高と米子東高全日制が学級閉鎖。鳥取市の稲葉山小と津ノ井小、米子市の弓ケ浜中が学年閉鎖した。

 県は19日の対策本部会議で、県民を対象にした無料検査期間を6月末まで延長することを決めた。

 累計感染者数は島根1万6012人、鳥取1万4161人。19日午前0時時点の確保病床使用率は島根(371床)14・8%、鳥取(350床)20・0%。宿泊療養は島根45人、鳥取121人。自宅療養は島根880人、鳥取711人。重症者は両県ともいない。
 (清山遼太、福間崇広)