島根県庁（左）と鳥取県庁
島根県と鳥取県が１７日、それぞれ６９４人、４１４人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。１６日確認分。両県計８件のクラスター（感染者集団）が確認された。島根県内の医療機関に入院していた患者２人が死亡し、累計死者数３０人となった。
島根県の居住地別の内訳は松江市２３５人、出雲市１８８人、浜田市７０人、益田市６８人、安来市２６人、雲南市１９人、大田市１２人、邑南町９人、江津市、津和野町各８人、奥出雲町４人、川本町、美郷町各２人、吉賀町、隠岐の島町各１人、県外２人、調査中３９人。
クラスターは出雲保健所管内の学校１２人、医療機関５人、益田保健所管内の高齢者福祉施設２施設各５人以上。県内のクラスターは累計３６３件となった。
雲南市立小学校１校（１学年）が、関係者の感染確認に伴い１９日から学年閉鎖とする。
鳥取県の保健所別の内訳は米子２３１人、倉吉１１２人、鳥取市７１人。クラスターは倉吉市立社小学校７人、米子市の市立加茂小学校１２人、認定こども園９人、日吉津村立日吉津小学校１０人。県内のクラスターは累計２１０件となった。
米子東高校全日制課程、鳥取市の市立修立小学校、市立美保小学校、琴浦町立こがねこども園、日野町立の根雨小学校、日野中学校は関係者の感染確認に伴い臨時休業、学級閉鎖などを行う。
累計感染者数は島根が３万１６５１人、鳥取は１件取り下により２万１０９９人。１７日午前０時時点の確保病床使用率は島根（３７１床）が３４・８％、鳥取（３５０床）が２２・６％、宿泊療養は島根４４人、鳥取１５０人、自宅療養は島根６０９０人、鳥取２７９１人。両県とも重症者はいない。
