ロシアのウクライナ侵攻は半年を迎えるが、戦闘の前線では人道の国際ルールが無視される事態が続き、長期化は一般市民の生活を一層厳しいものにしている。世界中の紛争地で活動する非政府組織「国境なき医師団」の派遣団の一員として、4~6月の3カ月間、ウクライナ西部のイバーノフランキーウシク州に入った加藤寛幸医師(56)は「関心...