全日本中学生ホッケー選手権で優勝した横田中学校男子ホッケー部の選手たち=島根県奥出雲町三成、同町役場仁多庁舎
全日本中学生ホッケー選手権で優勝した横田中学校男子ホッケー部の選手たち=島根県奥出雲町三成、同町役場仁多庁舎

 8月20~22日に宮城県栗原市で開催された、第52回全日本中学生ホッケー選手権(6人制)を制した横田中学校の男子ホッケー部の選手たちが26日、島根県奥出雲町三成の町役場仁多庁舎に勝田康則町長を訪ね、優勝を報告した。

 予選リーグを突破した横田は、決勝トーナメントを順当に勝ち上がり、決勝で朝日(福井県)と対戦した。前半に2点を挙げて主導権を握り、4―1で下し、2018年以来、4年ぶり5度目の優勝を果たした。

 3年生10人と報告に訪れた元ホッケー日本代表の膳棚大剛監督(29)は「全国制覇を目標に掲げ、ひた向きに頑張った結果」と大会を振り返った。

 最優秀選手に選出された古沢知宙主将(15)は「練習してきたことを信じて思い切ってプレーすることができた」と笑顔で話した。

 勝田町長は、全国高校総合体育大会で連覇を果たした横田高校男子ホッケー部に触れながら「ホッケーの町・奥出雲町を、全国にとどろかせることができた」とたたえた。

(狩野樹理)