【浜田】華道愛好家でつくる草月会島根県支部西ブロック(川神和子ブロック長、23人)の生け花展「木こりのカフェと草月のお花」が27日、浜田市金城町七条の古民家カフェ「KIYA(キヤ)」で始まった。季節の花に多様な素材を組み合わせた自由な発想で美を引き出した作品が、来場者の目を引いている。28日まで。
会員の発表の場をつくり、草月流の魅力を伝えようと企画した。30年以上学ぶ会員6人が、夏の終わりをテーマにヒマワリやグロリオサなどを生けた作品12点を並べた。
このうち6人で共同制作した「残暑」は、高さ2メートル、幅1・5メートルの大型作品。まっすぐに伸びた竹に丸太と色とりどりのパネルを添えて、酷暑をはね返す力強さを表現した。
川神ブロック長(52)は「目で見て感じて草月の楽しさが伝わるとうれしい」と話した。入場無料。午前11時~午後5時。
(中村成美)