1年生98人が26日、新聞作りの基本を山陰中央新報社の清水由紀子NIE担当から学んだ。9月に行う「松江班別自主研修」の内容を新聞にまとめる。

 新聞に不慣れな生徒が多く、まずはめくって目を通した。題号や見出し、記事の要点をまとめたリード(第1段落)に印を付け、新聞の構造を理解した。

 清水担当は「研修前に下調べをしっかりすると深い取材ができる」と取材のこつを紹介。現地で見聞きしたことの中で「他の人にも知らせたいこと、自分の心が動いたことを記事にしよう」と呼びかけた。

 杉原遼架(りょうか)さん(13) 新聞はあまり読んだことがなかったが、読み方が分かった。逆三角形の記事など構成が分かったので自分の新聞作成に生かしたい。

 永岡瑚子(ここ)さん(12) 新聞の情報量の多さに驚いた。見出しの文字数や配置、写真の使い方など見せ方を工夫して新聞を作りたい。