収穫期を迎えた伯州綿。地域おこし協力隊員(右)らによる摘み取りが始まった=境港市中野町
収穫期を迎えた伯州綿。地域おこし協力隊員(右)らによる摘み取りが始まった=境港市中野町

 境港市がブランド化を目指す和綿「伯州綿」の収穫が市内で始まり、同市中野町の畑で、生産者が摘み取りをした。収穫は12月まで続く。

 市によると、今季は成長期の梅雨時が少雨高温で生育がよく、例年より10日早く8月17日に綿がはじけ、同26日に初収収穫した。中野町と竹内町内の計1・2ヘクタールの畑では、白い綿が秋風に揺れている。

 中野町内の畑では16日、地域おこし協力隊員の■毛文孝さん(49)=境港市明治町=、市農業公社臨時職員の岩本清隆さん(72)=同市新屋町=が協力して作業をし、手際よく摘むと、腰かごに入れた。

 伯州綿は江戸期から弓ケ浜半島で栽培され、弾力性や保温性に優れているのが特徴。時代の経過とともに衰退したが、市が2008年から産地復興に取り組む。地域おこし協力隊員や市農業公社、地域のサポーターも栽培に取り組む。

 今季の目標収穫量は500キロ以上だが、市の担当者は「600キロほど見込める」と話していた。
      (松本稔史)