ラリーは20秒ほど続いた。ノバク・ジョコビッチ(セルビア)のフォアがラインを割ると、錦織圭はラケットを放り投げ、コート上で跳び上がって感情を爆発させた。間違いなく「ゾーン」に入っていた。

 「何が起こっているか分からない。世界1位の選手を破って特別な気分だ」

 2014年9月6日、テニスの全米オープン男子シ...