将棋の第2期白玲戦7番勝負最終局が東京都渋谷区の将棋会館であり、挑戦者の里見香奈女流五冠(30)=出雲市出身=が女流二冠の西山朋佳白玲(27)を96手で下し、白玲のタイトルを初めて獲得した。女流棋界のライバルにフルセットの末、4勝3敗で競り勝ち、自身最多タイの「女流六冠」に3年ぶりに返り咲いた。
後手の里見女流五冠、先手の西山女流二冠とも三間に飛車を動かし、相振り飛車の戦型に。両者とも積極的な指し回しを見せた。里見女流五冠は中盤、攻め込んできた西山白玲に逆襲。浮いた角を鋭く攻め、自陣に下げさせペースを握り、盤石の攻めで寄り切った。
里見女流五冠は清麗、女流王座、女流王位、女流王将、倉敷藤花に今回、白玲を加え六冠となった。これで八つある女流タイトル戦全ての獲得経験を持つことになった。
西山女流二冠は白玲を失い一冠(女王)に後退した。残る一冠を保持するのは伊藤沙恵女流名人。
(坂上晴香)














