大田市のアナゴをPRしようと、国立公園・三瓶山西の原で3日、「あなごのぼり」が空を泳いだ。紅葉の山々を背に、赤や黄色の化粧を施した、こいのぼりならぬアナゴの姿に人々が見入った。
県内外から登山者や観光客が訪れる西の原は、ブランド化に取り組むアナゴのPRにもってこいの場所として、市内の凧(たこ)愛好家でつくる三瓶凧クラブの尾崎利文代表(71)が発案した。
注目を浴びたのが、黄色の体に赤色の斑点が特徴的な「幻の大あなご」と名付けた長さ10メートルの「あなごのぼり」。風が弱いと重さで揚がらず、芝生をゴロゴロ転がる姿を見せながら、ひとたび風に乗ると力強い泳ぎで沸かせた。
1~5メートルの大小のアナゴもいて心地よさそうに空を舞った。岡山県新見市から登山で訪れた会社員、赤木雅美さん(42)は大田市が全国有数の水揚げ量を誇ることに驚きながら「ぜひ食べてみたい」と興味を持った様子。尾崎代表は「いろんな形で県内外にアナゴを広めたい」と話した。
(曽田元気)














