益田市美都町特産のユズの出荷が7日、同町都茂のJAしまね西いわみ地区本部美都農産物集荷所で始まった。生産者が収穫した黄色い果実を持ち込み、辺りに甘酸っぱい香りが漂った。出荷は12月中旬まで続く。
美都町は県内最大の産地で、町柚子(ゆず)生産者組合(斎藤正明組合長、約100人)が25ヘクタールで栽培する。
7日は生産者15人が、ゆず酢の原料となる加工用6・5トンを搬入。JAしまね職員や集荷所のスタッフが、軽トラックの荷台からかごに入ったユズを降ろし、コンテナに手際よく移し替えた。
65アールで650本を栽培する澄川晋二さん(65)=美都町山本=は約760キロを出荷。「今年は直径8センチほどと大ぶりの実が多い」と話した。
斎藤組合長(76)=同=は「生産者によって出来栄えがまちまち。全体としては昨年よりは少しはよい、というところだろうか」と述べた。
JAによると今季は実りがよいとされる「表年」に当たり、出荷量は昨年実績より20トン多い170トンを見込む。出荷額は未定としている。
(中山竜一)














