20メートル先のゴールを目指し、スタートダッシュする参加者=島根県邑南町淀原、町健康センター元気館
20メートル先のゴールを目指し、スタートダッシュする参加者=島根県邑南町淀原、町健康センター元気館

 20メートルと5メートルを走る速さを競う「ダッシュ王グランプリ」が20日、島根県邑南町淀原の町健康センター元気館であり、邑智郡内の小学1~6年生計38人が全力で駆け抜けた。

 20メートル走は男女と学年に分かれ、腕に付けた機械でタイムを計測した。参加者はスタートラインに立った状態で構えると、合図とともに勢いよく飛び出し、全力疾走した。1年生男子の部を4秒25の大会タイ記録で制した高原小の林岳来君(7)=は「スタートダッシュがうまくいった」と喜んだ。同女子の部でも矢上小の佐々木蒼波さん(7)が4秒34の大会タイ記録を出し、頂点に立った。

 5メートル走では1、2年生は80センチ前、3、4年生は40センチ前からスタートするハンディを設け、学年を問わず競った。

 グランプリは児童がスポーツを楽しむきっかけにしてもらおうと、邑智郡陸上競技協会が開き、10回目を迎えた。