島根県庁（左）と鳥取県庁
島根県と鳥取県が１０日、それぞれ９９２人、８２６人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。９日確認分。島根、鳥取で感染者各２人が死亡し、累計死者数は島根１３５人、鳥取１２３人となった。クラスター（感染者集団）が島根で新たに７件、鳥取で６件発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市３１４人、出雲市２９０人、益田市９４人、浜田市６８人、安来市５６人、大田市４４人、雲南市３８人、江津市３２人、隠岐の島町１４人、吉賀町１１人、邑南町１０人、奥出雲町９人、津和野町７人、飯南町３人。ほかに陽性者登録センター２人。
クラスターは県央保健所管内の児童福祉施設１４人、高齢者福祉施設５人、出雲市内の高齢者福祉施設１０人、事業所８人、児童福祉施設７人、松江市内の保育施設５人、雲南保健所管内の医療機関５人で、県内の累計は８３２件となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、米子４１０人、鳥取市２７３人、倉吉１４３人。クラスターは鳥取市の高齢者福祉施設１５人、県東部庁舎３階７人、米子市の社会福祉施設１１人、私立高校６人、西伯郡の高齢者福祉施設８人、境港市の高齢者福祉施設７人で、県内の累計６１５件。
累計感染者数は島根１１万３１３４人、鳥取８万８７２９人。病床使用率は島根（即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計３７８床）が４９・２％、鳥取（確保病床数３５１床）は４４・４％。宿泊療養は島根１２人、鳥取３０人。重症者は両県ともいない。
（石倉俊直）
