島根県と鳥取県が26日、406人、502人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。25日確認分。クラスター(感染者集団)は島根、鳥取とも2件発生。島根で計2人、鳥取で80代1人と年代非公表2人の計3人の感染者が死亡し、累計死者数は島根173人、鳥取153人。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市119人、出雲市79人、浜田市43人、雲南市42人、安来市30人、江津市26人、邑南町と西ノ島町が各11人、大田市8人、隠岐の島町5人、益田市4人、津和野町1人。医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者が27人だった。
クラスターは、雲南保健所管内と出雲市内の児童福祉施設でそれぞれ6人、9人が感染。累計は919件となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は米子242人、鳥取市194人、倉吉66人。
クラスターは倉吉市の倉吉東高で16人、米子市の保育所で10人が感染。累計711件となった。
関係者の感染で鳥取市の保育施設2カ所で一部クラスを閉鎖した。
累計感染者数は島根13万811人、鳥取10万5439人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計388床)54・6%、鳥取(351床)41・0%。宿泊療養は島根13人、鳥取32人。重症者は島根2人、鳥取はいない。
(青山和佳乃、藤井俊行)