島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が3日、693人、749人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2日確認分。クラスター(感染者集団)は島根で2件、鳥取で2件発生。鳥取で80代の感染者2人が死亡し、累計死者数は161人となった。

 島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市214人、出雲市149人、雲南市51人、益田市41人、安来市28人、浜田市26人、隠岐の島町24人、大田市と江津市各18人、邑南町16人、飯南町7人、津和野町と西ノ島町各4人、吉賀町3人、川本町と海士町各2人、奥出雲町1人。医療機関で診察を受けずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した人は85人だった。

 新たにクラスターが発生した県央保健所管内と隠岐保健所管内の高齢者福祉施設2カ所でそれぞれ8人と14人の感染を確認。県内のクラスターは累計947件。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は米子310人、鳥取市254人、倉吉185人。新たなクラスターは鳥取市の医療機関と西伯郡の社会福祉施設で各8人の感染を確認。累計750件となった。

 累計感染者数は島根13万9129人、鳥取11万3375人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計507床)64・3%、鳥取(351床)44・7%。宿泊療養は島根7人、鳥取22人。重症者は島根1人、鳥取はいない。
  (清山遼太)