島根県と鳥取県が4日、764人、849人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。3日確認分。クラスター(感染者集団)は島根3件、鳥取2件が発生。島根は2人が亡くなり、累計死者数は195人となった。鳥取は年末年始(12月24日~1月3日)にかけて11人が亡くなったと報告があり、累計は172人となった。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市244人、出雲市191人、益田市48人、雲南市46人、隠岐の島町42人、大田市40人、安来市、浜田市各18人、江津市17人、飯南町、邑南町各8人、川本町4人、津和野町3人、吉賀町1人。医療機関で診察を受けずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した人は76人だった。
クラスターは、松江市の障害者福祉施設23人と高齢者福祉施設6人、浜田保健所管内の医療機関5人を確認。県内の累計は950件となった。
関係者の感染確認のため、雲南市立の児童福祉施設2カ所が4、5の両日日、臨時休所する。
鳥取県の保健所管内別の内訳は米子366人、鳥取市284人、倉吉199人。クラスターは鳥取市の事業所29人、倉吉市の高齢者福祉施設11人を確認し、累計は752件となった。
累計感染者数は島根13万9893人、鳥取11万4224人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計520床)66・2%、鳥取(351床)46・7%。宿泊療養は島根6人、鳥取21人。重症者は島根1人、鳥取はいない。
(勝部浩文)