水揚げされた鮮魚を競り落とす仲買人たち(奥)=境港市昭和町、鳥取県営境港水産物地方卸売市場
水揚げされた鮮魚を競り落とす仲買人たち(奥)=境港市昭和町、鳥取県営境港水産物地方卸売市場

 境港市昭和町の鳥取県営境港水産物地方卸売市場で5日早朝、2023年の初競りがあった。競り人の威勢の良い声が響く中、仲買人は県西部や島根半島沖、隠岐諸島周辺などで取れた魚介類を次々と競り落とした。

 午前5時半に始まり、仲買人約70人が参加。定置網などで取れたサワラやハマチ、アジ、イカ、カレイ、サザエ、ナマコ、アワビ、アンコウ、松葉ガニなどを品定めし、値を付けた。

 先立つ式典で、荷受3団体を代表してJFしまねの岸宏会長が「未来志向の中で開かれた市場をつくることが求められている。荷受、生産者、仲買の三位一体で新しい市場をつくっていきたい」とあいさつ。境港鮮魚仲買協同組合の島谷憲司理事長はうさぎ年にちなみ「飛び跳ねるような1年としたい」と抱負を話し、三本締めで安全操業、豊漁を祈った。

 境漁港の2022年の水揚げ量は、速報値で前年確定値と比べ11・9%増の10万4944トンで、金額は同22・1%増の216億8960万2千円だった。
      (松本稔史)