島根県と鳥取県が27日、452人、311人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。26日確認分。クラスター(感染者集団)は島根で3件、鳥取で2件発生。島根で感染者2人が死亡。鳥取では80代と90歳以上の計2人がコロナ以外の病気で亡くなった。累計死者数は島根264人、鳥取236人となった。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市157人、出雲市126人、益田市28人、雲南市27日、浜田市21人、大田市20人、吉賀町14人、奥出雲町8人、安来市と隠岐の島町が各6人、江津市と邑南町が各3人、飯南町と津和野町、海士町が各2人、川本町と西ノ島町が各1人。医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者が25人だった。
クラスターは、松江市の高齢者福祉施設で25人、出雲市の高齢者福祉施設で12人、雲南保健所管内の学校で6人が感染。県内の累計は1050件となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市142人、米子107人、倉吉62人。
クラスターは鳥取市の社会福祉施設で16人、米子市の認定こども園で9人が感染。累計は834件。
関係者の感染で、鳥取市の宮ノ下小が学年閉鎖。
累計感染者数は島根15万8546人、鳥取13万3525人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計453床)46・4%、鳥取(確保病床351床)36・2%。宿泊療養は島根9人、鳥取12人。重症者は両県ともいない。
(青山和佳乃、福間崇広)