島根県庁（左）と鳥取県庁
島根県と鳥取県は２８日、３８４人、３７３人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。２７日確認分。クラスター（感染者集団）は島根４件。島根、鳥取で各１人の感染者が死亡し、累計死者数は島根２６５人、鳥取２３７人。
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市１０７人、出雲市１３９人、浜田市２１人、大田市１６人、雲南市１４人、益田、安来両市と吉賀町１３人、江津２人、隠岐の島町９人、海士町８人、奥出雲町７人、邑南町３人、津和野町１人。医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者が１８人だった。
クラスターは、松江保健所管内の医療機関で８人、高齢者福祉施設で５人、出雲保健所管内の医療機関で５人、県央保健所管内の児童福祉施設で１５人が感染した。累計は１０５４件。
出雲市は市立総合医療センター（出雲市灘分町）で入院患者９人が感染したと発表。診療に影響はない。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市１４８人、米子１２０人、倉吉１０５人。
累計感染者数は島根１５万８９３０人、鳥取１３万３８９８人。病床使用率は島根（即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計４６０床）４５・７％、鳥取（確保病床３５１床）３３・９％。宿泊療養は島根８人、鳥取１３人。重症者は両県ともいない。
（古瀬弘治）
