島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県は29日、265人、340人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。28日確認分。クラスター(感染者集団)は島根で1件発生した。島根で4人、鳥取で1人が死亡した。累計死者数は島根269人、鳥取238人となった。

【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移

 島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市81人、出雲市76人、浜田市21人、安来市15人、江津市、雲南市各9人、益田市、奥出雲町、吉賀町各5人、大田市3人、飯南町、川本町各2人、邑南町、海士町、隠岐の島町各1人。医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者が29人だった。

 クラスターは、松江保健所管内の医療機関で11人が感染し、累計は1055件となった。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市189人、米子86人、倉吉65人。

 累計感染者は島根15万9195人、鳥取13万4328人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計460床)43・0%、鳥取(確保病床351床)33・9%。宿泊療養は島根7人、鳥取11人。重症者は両県ともいない。