島根県と鳥取県が30日、129人、117人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。29日確認分。クラスター(感染者集団)は島根で2件、鳥取で1件発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市43人、出雲市12人、浜田市9人、江津市と雲南市各8人、大田市と隠岐の島町各4人、安来市と海士町各3人、飯南町と津和野町各2人、邑南町1人。医療機関で診察を受けずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した人は30人だった。
クラスターは県央保健所管内の高齢者福祉施設で6人、雲南保健所管内の学校で5人が感染。県内のクラスターは累計1057件。
感染確認のため、雲南市立小2校で学級閉鎖と学年閉鎖。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市44人、米子38人、倉吉35人。
クラスターは米子市の高齢者福祉施設で8人が感染し、累計は835件となった。
累計感染者数は島根15万9324人、鳥取13万4355人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計457床)42・2%、鳥取(確保病床351床)33・3%。宿泊療養は島根7人、鳥取10人。重症者は両県ともいない。
(清山遼太、藤井俊行)