島根県庁（左）と鳥取県庁
島根県と鳥取県が３１日、５０８人、２７１人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。３０日確認分。クラスター（感染者集団）は島根で４件、鳥取で３件発生した。鳥取で感染した８０代２人が死亡し、同県の累計死者数は２４０人。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、出雲市１６８人、松江市１１８人、雲南市４９人、益田市２３人、浜田市２０人、奥出雲町１９人、大田市１６人、安来市と海士町各１５人、隠岐の島町１１人、吉賀町１０人、津和野町７人、川本町３人、飯南町と邑南町各２人、江津市１人。医療機関で診察を受けずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した人は２９人だった。
クラスターは、雲南保健所管内の児童福祉施設で７人、学校で５人、浜田保健所管内の学校で８人、松江市内の高齢者福祉施設で５人が感染。県内の累計は１０６１件。
関係者の感染で、出雲市立小１校で学級閉鎖。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市８１人、米子９９人、倉吉９１人。
クラスターは、米子市の高齢者福祉施設で１２人、彦名保育園で６人、倉吉市の保育所で７人が感染。累計は８３８件となった。
累計感染者数は島根１５万９８３２人、鳥取１３万４６２６人。病床使用率は島根（即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計４５７床）４０・７％、鳥取（確保病床３５１床）３１・６％。宿泊療養は島根５人、鳥取９人。重症者はいない。
（清山遼太、藤井俊行）
