島根県庁（左）と鳥取県庁
島根県と鳥取県が１日、３８０人、３７５人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。１月３１日確認分。島根ではクラスター（感染者集団）が４件発生。感染者１人が死亡した。県内の累計死者数は２７０人となった。
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、出雲市１１３人、松江市８１人、雲南市４０人、浜田市３７人、益田市と奥出雲町で各１６人、安来市と江津市で各１１人、大田市と隠岐の島町で各１０人、海士町６人、吉賀町３人、飯南町２人、邑南町１人。医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者が２３人だった。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
クラスターは、出雲市の医療機関で５人、高齢者福祉施設で８人、雲南保健所管内の高齢者福祉施設で５人、医療機関で７人が感染。累計は１０６５件。
関係者の感染により、出雲市立小１校で学級閉鎖。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市１６３人、米子９５人、倉吉１１７人。
累計感染者数は島根１６万２１２人、鳥取１３万５００１人。病床使用率は島根（即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計４４３床）４０・２％、鳥取（確保病床３５１床）２７・９％。宿泊療養は島根３人、鳥取６人。重症者は島根１人、鳥取はいない。
（青山和佳乃、藤井俊行）
