島根県庁（左）と鳥取県庁
島根県と鳥取県が２日、３３２人、２５５人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。１日確認分。クラスター（感染者集団）は島根で２件、鳥取で４件発生。鳥取で９０代以上の感染者１人が死亡し、累計死者数は２４１人となった。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、出雲市１２２人、松江市７０人、浜田市２９人、雲南市２４人、大田市と安来市が１３人、益田市１１人、江津市８人、吉賀町と海士町が７人、隠岐の島町６人、邑南町３人、奥出雲町と津和野町が２人、飯南町１人。医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者が１４人だった。
クラスターは、出雲市の高齢者福祉施設で１０人、雲南保健所管内の高齢者福祉施設で５人が感染。県内の累計は１０６７件。
関係者の感染で、雲南市立小１校が学年閉鎖。
鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市１０８人、米子６７人、倉吉８０人。
クラスターは、鳥取市の社会福祉施設で７人、倉吉市の高齢者福祉施設２カ所で１７人と１０人、東伯郡の事業所で１６人が感染。累計は８４２件となった。
累計感染者数は島根１６万５４４人、鳥取１３万５２５６人。病床使用率は島根（即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計４３６床）４０・８％、鳥取（確保病床３５１床）２８・２％。宿泊療養は島根４人、鳥取６人。重症者は島根１人、鳥取はいない。
（青山和佳乃、藤井俊行）
