島根県庁（左）と鳥取県庁
島根県と鳥取県が３日、３１６人、２３５人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。２日確認分。クラスター（感染者集団）は両県で各３件発生した。島根で２人、鳥取で７０代１人と９０歳以上２人の計３人の感染者が死亡。鳥取の３人はコロナ以外の病気で亡くなった。累計死者数は島根２７２人、鳥取２４４人。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、出雲市１１８人、松江市７３人、浜田市３４人、雲南市１４人、安来市と隠岐の島町各８人、益田市と奥出雲町各７人、大田市６人、江津市５人、海士町４人、吉賀町３人、津和野町２人、飯南町と邑南町各１人。医療機関で診察を受けずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した人は２５人だった。
クラスターは松江市内の保育施設で１６人、雲南保健所管内の学校で７人、出雲市内の児童福祉施設で５人が感染。累計は１０７０件。
関係者の感染で、出雲市立幼稚園１カ所の一部クラスを閉鎖する。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市９３人、倉吉８４人、米子５８人。
クラスターは、倉吉市の高齢者福祉施設で１４人、境港市の医療機関で９人、鳥取市の高齢者福祉施設で８人が感染。累計は８４５件。
累計感染者数は島根１６万８６０人、鳥取１３万５４９１人。病床使用率は島根（即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計４３３床）４０・６％、鳥取（確保病床３５１床）２６・５％。宿泊療養は島根４人、鳥取６人。重症者は島根１人、鳥取はいない。
（清山遼太、福間崇広）
