島根県庁（左）と鳥取県庁
島根県と鳥取県が４日、２８９人、２３５人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。３日確認分。クラスター（感染者集団）は島根で５件、鳥取で１件発生した。鳥取で感染した９０歳以上の１人が、コロナ以外の病気で亡くなった。鳥取の累計死者数は２４５人。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、出雲市１２１人、松江市５０人、雲南市３２人、浜田市１７人、大田市１２人、益田市８人、津和野１１人、海士町４人、奥出雲町と江津市各３人、安来市２人、吉賀町と隠岐の島町各１人。医療機関で診察を受けずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した人は２４人だった。
クラスターは、松江市内の高齢者福祉施設で８人、益田保健所管内の学校で６人、同管内の児童福祉施設で５人、浜田保健所管内の児童福祉施設で５人、出雲保健所管内の学校で６人が感染。県内の累計は１０７５件。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市８９人、米子７４人、倉吉７２人。
クラスターは、倉吉市の認定こども園で１１人が感染した。累計は８４６件。
累計感染者数は島根１６万１１４９人、鳥取は１３万５７２６人。病床使用率は島根（即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計４３６床）４１・５％、鳥取（確保病床３５１床）２４・５％。宿泊療養は島根１人、鳥取５人。重症者は島根が１人で、鳥取はいない。
