島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県は7日、391人、254人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。6日確認分。クラスター(感染者集団)は両県でそれぞれ3件発生した。島根は3人、鳥取は90代以上の1人が死亡し、累計死者数は島根278人、鳥取248人。

 【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移

 島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、出雲市163人、松江市72人、雲南市42人、浜田市と津和野町各20人、益田市15人、大田市13人、吉賀町6人、江津市4人、奥出雲町、飯南町、邑南町各3人、安来市1人。医療機関で診察を受けずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した人は26人。

 クラスターは出雲市内の事業所で8人、浜田保健所管内の児童福祉施設2カ所で各5人が感染。県内の累計は1085件。

 関係者の感染で、雲南市立小2校が学級閉鎖と学年閉鎖。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市51人、米子82人、倉吉121人。

 クラスターは倉吉市の保育所で8人、境港市の保育所で7人、湯梨浜町のはわいこども園で12人が感染。累計は850件となった。

 累計感染者数は島根16万1852人、鳥取13万6348人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計423床)38・5%、鳥取(確保病床351床)25・1%。宿泊療養は島根2人、鳥取6人。重症者は島根1人、鳥取はいない。
 (清山遼太、藤井俊行)