島根県と鳥取県が8日、286人、344人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。7日確認分。感染者が島根で1人、鳥取で90代以上の1人がそれぞれ死亡し、累計死者数は島根279人、鳥取249人。新たなクラスター(感染者集団)が島根で1件、鳥取で4件発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県分で診断した医療機関の所在地別内訳は出雲市100人、松江市50人、浜田市37人、雲南市32人、益田市12人、大田市8人、安来市7人、津和野町6人、江津市5人、飯南町、吉賀町、隠岐の島町各3人。ほかに医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」の登録者20人。
クラスターは益田保健所管内の高齢者福祉施設6人で、県内では累計1086件となった。
雲南市市立小学校1校の1学年が8~10日、学年閉鎖となった。13日再開の予定。
鳥取県分の保健所管内別の内訳は鳥取市125人、米子107人、倉吉112人。クラスターは鳥取市の保育所16人、倉吉市の医療機関14人、高齢者福祉施設9人、東伯郡の高齢者福祉施設12人で、累計854件となった。
累計感染者数は島根が16万2138人、鳥取は公表済みの感染者1人を取り下げ13万6691人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計416床)が36・1%、鳥取(確保病床351床)は24・2%。宿泊療養は島根1人、鳥取6人。重症者は島根1人で、鳥取はいない。
(青山和佳乃、藤井俊行)