島根県と鳥取県が9日、289人、222人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。8日確認分。クラスター(感染者集団)は島根で2件、鳥取で4件発生した。島根では感染者1人が死亡し、累計死者数は280人となった。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、出雲市118人、松江市37人、浜田市32人、雲南市25人、大田市10人、安来市8人、隠岐の島町7人、津和野町と吉賀町各5人、益田市4人、奥出雲町2人、江津市と飯南町、知夫村各1人。医療機関で診察を受けずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した人は33人だった。
クラスターは県央保健所管内の児童福祉施設で6人、浜田保健所管内の児童福祉施設で5人が感染。県内の累計は1088件。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、倉吉78人、米子74人、鳥取市70人。
クラスターは、鳥取市の保育所で8人、県東部庁舎1階で6人、東伯郡の高齢者福祉施設で8人、米子市の認定こども園で13人が感染。累計は858件。
累計感染者数は島根16万2427人、鳥取13万6913人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計392床)36・0%、鳥取(確保病床351床)23・6%。宿泊療養は島根1人、鳥取2人。重症者は島根1人、鳥取はいない。
(清山遼太、岸本久瑠人)