島根県と鳥取県が10日、261人、156人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。9日確認分。クラスター(感染者集団)は島根で3件、鳥取で5件発生した。島根で1人、鳥取で90代以上の1人が死亡し、累計死者数は島根281人、鳥取250人。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、出雲市69人、松江市59人、雲南市31人、浜田市28人、大田市14人、安来市9人、江津市と津和野町各6人、益田市と飯南町、吉賀町各5人、隠岐の島町3人、知夫村2人、邑南町1人。医療機関で診察を受けずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した人は18人だった。
クラスターは出雲市内の児童福祉施設2カ所で9人と5人、高齢者福祉施設で12人が感染。県内の累計は1091件となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市69人、米子49人、倉吉38人。
クラスターは鳥取市の保育所で9人、高齢者福祉施設で7人、米子市の保育所で9人、高齢者福祉施設で6人、倉吉市の高齢者福祉施設で20人が感染。累計は863件。
累計感染者数は島根16万2688人、鳥取13万7069人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計377床)35・5%、鳥取(確保病床351床)22・5%。宿泊療養は島根1人、鳥取2人。重症者は島根1人、鳥取はいない。
(清山遼太、藤井俊行)