【松江】バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)西地区首位の島根スサノオマジックによるバスケ教室が25日、松江、雲南、浜田市の3会場であった。国内トップチームのプロ選手から指導を受けた中学生は、練習に取り組む姿勢や具体的な技術を学び、競技の楽しさを再認識した。
山陰中央新報社が45社・団体の協賛を得て中学生チームを対象に企画。松江市立東出雲中学校、雲南市立三刀屋中学校、浜田市立第二中学校の3校が抽選で選ばれ、各2選手が訪れた。
東出雲中学校の女子バスケットボール部では14人が参加し、北川弘選手と白濱僚祐選手が訪問した。両選手は「失敗してもいいよ」「練習の意図を考えてみて」と声をかけ、生徒たちの気持ちをほぐしながら、攻撃の基本的な動きやシュートが外れたボールを相手に取られないスクリーンアウトのかけ方を指導した。
2年生の副主将、三上瑠菜(るな)さん(14)は「具体的なアドバイスがもらえてうれしかった。みんな気持ちが入った」と笑顔を見せ、北川選手と白濱選手は「毎日の一歩一歩の積み重ねが大切」「皆、伸びしろしかない。まずはバスケを楽しんでほしい」とエールを送った。
(勝部浩文)