島根県と鳥取県が25日、それぞれ190人、99人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。24日確認分。島根で1人が死亡し、累計死者数が292人になった。新たなクラスター(感染者集団)が島根で2件、鳥取で1件発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県分で、診断した医療機関の所在地別内訳は出雲市78人、松江市32人、雲南市29人、浜田市19人、隠岐の島町6人、大田市、吉賀町各5人、邑南町4人、益田市3人、奥出雲町、西ノ島町各2人。ほかに5人が医療機関で診察を受けずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した。
クラスターは出雲市の医療機関8人、児童福祉施設15人で、県内の累計は1112件となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は米子54人、倉吉31人、鳥取市14人。クラスターは八頭郡内の高齢者福祉施設12人で、累計879件となった。
累計感染者数は島根16万5404人、鳥取13万9261人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計305床)が21・3%、鳥取(確保病床351床)が11・1%。宿泊療養は両県とも1人。重症者は島根1人で、鳥取はいない。